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IH交換の費用はどれくらい?IH→IHとガス→IHの違い・内訳・見積もりのコツを徹底解説

IH交換の費用はどれくらい?IH→IHとガス→IHの違い・内訳・見積もりのコツを徹底解説

ビルトインIHクッキングヒーターの交換は、「本体代」だけでなく「基本工事費」「撤去・処分費」「電気工事(200V配線やブレーカー)」「ガス→IHの場合のガス閉栓」などが合わさった総額で判断します。特にガスからIHへ変更するケースは、200V専用回路の新設や電気容量の見直しが必要になりやすく、見積もりの取り方で差が出ます。本記事では、IH→IHとガス→IHに分けて費用の考え方・内訳・注意点を整理し、失敗しにくい見積もりのコツまで具体的に解説します。

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目次

IH交換の費用相場の全体像(先に結論)

IH交換の費用相場の全体像(先に結論)
ビルトインIHの交換費用は、次の合計で決まります。

  • 本体価格(機能・サイズ〈60cm/75cm〉・デザインで幅がある)
  • 基本工事費(既設撤去・新規据付・試運転・廃材処分など)
  • 電気工事費(必要な場合:200V専用回路の新設、分電盤・ブレーカー容量の見直し など)
  • ガス→IHの場合の対応(ガス機器撤去・閉栓連絡など)

代表的な参考例としては、家電量販店の例でIH→IHの基本取付 1万円台~(撤去・処分込みの案内)、ガス→IHは訪問見積もりで個別確認とされるケースがあります。設備通販・施工店の例ではIH→IHの交換工事だけなら1万円台~数万円程度の工事費が設定されている例があります。

上記はあくまで一例です。実際の総額は、本体のグレード、現場の配線状況、分電盤からキッチンまでの距離、配線ルート(露出/隠蔽)、マンションの管理規約や建物容量などで変わります。まずは「現場条件 × 希望機種」で複数見積もりを取り、内訳と条件を比較してください。費用の全体像を整理したい方は、リフォーム費用の全体相場も併せて参照すると考え方を掴みやすくなります。

IHからIHへの交換費用:内訳・時間・注意点

IHからIHへの交換費用:内訳・時間・注意点
既存がビルトインIHで、新しい機種に適合する単相200Vの専用回路・コンセントがあり、必要なブレーカー容量や設置寸法を満たしている場合は、比較的シンプルな工事で収まることが多いです。

費用の内訳(IH→IH)

IH→IHでは概ね次の構成で見積もりが出ます。掲示例の金額は店舗・時期・製品により変動するため、同条件での比較が前提です。

  • 本体価格:機能(オールメタル対応・グリル性能・操作性)や幅(60cm/75cm)で差が出る
  • 基本工事費:既設撤去・新規据付・通電確認・処分を含むことが多い
  • 追加が出やすい部分:トッププレート幅の変更、カットアウト寸法の差、固定金具の互換、前面パネルの合わせ など

見積書では「撤去・処分・養生・試運転・保証の扱い」がどこまで含まれているかを明確にしましょう。含有範囲が業者ごとに異なると、総額比較が難しくなります。

所要時間の目安

条件が合えば半日未満で完了するケースもありますが、ビルトイン機器の固定や周辺部材の合わせ込みで時間差が出ます。管理組合の作業届やエレベーター養生が必要なマンションでは、段取り次第で全体の所要時間が延びることもあります。

注意点

IH→IHはシンプルに見えても、事前確認の精度が仕上がりと追加費用の発生に直結します。

電源仕様:既設と新機種の電源仕様(単相200V、コンセント形状、必要ブレーカー容量など)が合っているかを確認します。

分電盤の余裕:同時使用機器との兼ね合いも含めて、現行のブレーカー容量で余裕があるかを点検します。

設置寸法の適合:60cm・75cmは主にトッププレート幅の違いですが、機種によって本体寸法や設置条件が異なります。既存の開口寸法やキャビネット寸法と、希望機種の施工条件が合っているか確認します。

撤去・処分の範囲:基本工事費に含まれるか、別費用かを見積書で明確にします。

ガスコンロからIHへ変更(IH化)の費用と進め方

ガスコンロからIHへ変更(IH化)の費用と進め方
ガス→IHは、200Vの専用回路が必須であり、分電盤〜キッチンへの室内配線や、場合によっては契約電力・主幹ブレーカーの見直しが必要になります。また、ガスコンロの取り外しやガス配管・ガス栓の処理は、接続方式や工事内容に応じて、ガス工事の資格を持つ事業者などへの依頼が必要になる場合があります。

費用の考え方(ガス→IH)

ガスからの切り替えは、電気工事の有無・難易度で総額が大きく変わります。内訳の考え方は次のとおりです。

  • 本体価格:IH本体(希望機能・幅)
  • 基本交換工事:既設ガス機器の撤去・IH据付・試運転
  • 電気工事:200V専用回路の新設、分電盤の空きや容量確認、配線ルート(露出/隠蔽)、仕上げ
  • ガス閉栓・撤去:施工会社やガス工事事業者への連絡・手配(費用・段取りは地域・会社で異なる)

電気工事の範囲(配線距離、隠蔽・露出、壁・床の復旧)と、ガス撤去の段取りを同時に詰めると、再訪や追加費用のリスクを減らせます。

進め方の基本手順

まずは現地調査を依頼し、分電盤の空きや主幹容量、配線ルート、既設開口の適合を確認します。マンションの場合は、管理規約・施工時間帯・共用部養生などの条件を先に管理会社へ確認しておきます。見積書では本体・基本工事・電気工事・ガス関連・処分・保証を同一条件で各社に揃え、総額だけでなく作業範囲・仕上げ・保証で比較します。条件が固まったら、工事日とガス閉栓のスケジュールを連動させ、当日の段取りを共有しておくとスムーズです。

マンションと戸建てで異なる制約と事前確認チェック

マンションと戸建てで異なる制約と事前確認チェック
マンションでは、建物全体や各戸の電気容量に上限があり、IHやエコキュート等の高負荷機器の設置が管理規約で制限されていることがあります。露出配線しか取れない、共用部の配線が不可など、物理的な制約も考慮が必要です。戸建ては配線自由度が高い一方、分電盤からの距離や床下・天井裏の状況で工事性が変わります。

事前確認チェックリスト

次の観点を事前に押さえると、追加費用や工期延長の回避につながります。

管理規約:IH設置可否、工事申請、作業時間帯、養生ルールを確認します。

電気容量:各戸主幹ブレーカー容量や全館の受電容量の方針を管理会社に確認します。

配線ルート:天井裏・床下・壁内の可否、露出配線の見た目許容を検討します。

設置寸法:既存の開口寸法やキャビネット寸法を確認し、希望機種の施工説明書に記載された設置条件と適合するか確認します。

ガス機器撤去:閉栓・撤去の段取り(施工会社やガス工事事業者に連絡)を前倒しで準備します。

電気容量・200V・専用回路の基礎知識

電気容量・200V・専用回路の基礎知識
一般的な家庭用3口ビルトインIHでは、単相200V電源を使用する機種が主流です。多くの機種で専用回路(例:30A相当)が求められ、分電盤に空き回路がない場合は増設や交換が必要になることがあります。仕様は機種により異なるため、希望機種の取扱説明書・施工説明書の「電源・消費電力」欄を必ず確認してください。

自分で確認できるポイント

現場写真と合わせて以下を押さえると、見積もりの精度が上がります。

  • 既設の電源:キッチン下やキャビネット内のコンセント表示(200V/単相/専用回路の有無)
  • 分電盤:主幹・子ブレーカーの容量表示、空き回路の有無
  • 同時使用の想定:オーブン・食洗機・電子レンジなど高負荷機器との同時使用時の余裕

これらはあくまで事前把握の材料です。安全性の最終判断は有資格者の現地確認に委ねましょう。

適合していない場合の対処

適合しない場合は、次のような方法で対応します。

  • 専用回路の新設:分電盤からキッチンまでの配線(露出/隠蔽)と仕上げ方法を選ぶ
  • 主幹容量の見直し:契約電力・ブレーカーの適正化(電力会社手続きが必要な場合あり)
  • 機種選定の調整:消費電力や推奨ブレーカー容量が現場条件に合うモデルを再検討

配線工事の可否や仕上げの選択は見た目・費用に影響するため、写真や図で納まりを事前共有しておくと齟齬が減ります。

見積もりの取り方:写真・情報の集め方と比較ポイント

見積もりの取り方:写真・情報の集め方と比較ポイント
見積もり精度を上げるには、現場の情報提供が重要です。次を準備して依頼すると話が早く、追加費用リスクの洗い出しにも役立ちます。

依頼時に送ると良い情報

可能であれば、以下の情報を写真・メモでまとめて共有します。

  • 現在の機器の型番ラベル写真(天板裏・キャビネット内など)
  • キッチンの開口寸法(間口・奥行・カットアウト)と周辺の写真
  • 分電盤の全体写真と主幹・子ブレーカー容量が読める写真
  • 分電盤からキッチンまでの概ねの距離と、通せそうなルートの見取り図
  • 物件種別(マンション/戸建て)、階数、管理規約上の制約の有無
  • 希望する機能(オールメタル、グリルの種類、操作パネル位置 など)

情報精度が上がるほど、追加費用の不確定要素は小さくなります。

見積もり比較の観点

総額だけでなく、工事の品質・範囲・保証を構造的に比較しましょう。

  • 工事範囲の明確さ:撤去・処分・養生・配線・仕上げ材・試運転の含有
  • 電気工事の内訳:配線メートル単価、貫通・復旧、分電盤作業の記載
  • 保証:本体メーカー保証+工事保証の期間・範囲
  • スケジュール:工事時間帯、搬入経路、エレベーター利用の可否
  • 支払・キャンセル条件:変更時の費用発生タイミング

条件を合わせて並べることで、価格差の理由(仕上げ方法、配線距離の想定、保証差など)が見えやすくなります。

よくある追加費用と避けるコツ

よくある追加費用と避けるコツ
追加費用は「現場条件の読み違い」や「仕様不一致」で発生します。事前に条件をそろえ、同一条件で比較しましょう。

  • 配線距離・ルートの難易度:長距離や隠蔽配線、コンクリート貫通、点検口新設は加算要因
  • 分電盤作業:空きがなく増設が必要、主幹容量見直しが必要な場合に加算
  • 設置寸法の不一致:既存の開口寸法やキャビネット寸法が新しい機種の設置条件と合わない場合、部材追加や加工が必要になる
  • マンション管理規約対応:申請・届出・共用部養生が必要で工期が延びる場合
  • ガス→IHの段取り不足:施工会社やガス工事事業者との日程調整ができず再訪が必要になるケース

避けるコツとして、現地調査の前に写真・寸法・分電盤情報を共有し、希望機種の型番まで具体化しておくと、差異が出にくくなります。撤去・処分・養生・試運転・保証の記載が見積書に揃っているかも確認しましょう。

IH交換費用で失敗しないために押さえる要点と次の一歩

IH→IHは、既設の200V専用回路とカットサイズが合えば比較的スムーズに進みやすく、基本工事費のレンジも読みやすい傾向です。一方、ガス→IHは200V新設・電気容量の見直し・ガス閉栓という追加工程が絡むため、現地調査と内訳明細のある見積もりが不可欠です。マンションは管理規約や建物容量の制約を必ず事前確認し、分電盤〜キッチンの配線ルートを具体的に検討しましょう。

最終的な総額は、本体のグレード × 工事範囲 × 現場条件で決まります。本文のチェックリストを活用して情報を整理し、同条件で複数社から見積もりを取り、工事範囲・保証・スケジュールまで含めて比較してください。条件が整えば工期や費用のブレを抑えやすく、納得感のある発注につながります。

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この記事の執筆・監修について

おうち職人

執筆

おうち職人編集部

住まいの修理・リフォームに関する情報を発信する「おうち職人」の編集部です。 原状回復工事・内装工事・ハウスクリーニングなどの実務経験をもとに、 住まいに関する情報を分かりやすく、実用的にお届けしています。

おうち職人 監修・編集責任者 藤本

監修・編集責任者

藤本

ハウスメーカーでの勤務経験のほか、原状回復工事・内装工事・ハウスクリーニング・解体作業など、住宅・建築関連の実務経験を持つ。これまでの現場経験をもとに、記事内容の確認・編集を行っています。

保有資格:宅地建物取引士 / 2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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